みなさんこんにちわ。
島田市の調剤薬局 あゆみ薬局です。
今年のゴールデンウィークは最大で10日間という大型連休でした。
日頃の疲れをとるためにゆっくりしていた方、旅行などでリフレッシュした方も多いかと思います。
また、普段ではできない夜更かしなどで生活リズムが昼夜逆転してしまった方も少ないかと思います。
日常から離れる時間が大きいことでやってくるのが五月病です。
実は「五月病」は一般的には軽い「うつ病」とも言われており、医学的にはストレスを起因とする適応障害とも言われています。
「五月病」はみなさんにも聞きなれた言葉かもしれませんが、心の病になりますので、放置せずにしっかりとした対策が必要になってきます。
今回は五月病の対策方法をいくつか紹介させていただきます。
①栄養バランスのとれた食事
不規則な食生活や偏った食事内容は脳内の栄養不足を招きます。感情をコントロールする神経伝達物質の「セロトニン」が不足しがちになります。セロトニンは動物性たんぱく質(肉類、魚介類、卵、乳製品など)に多く含まれます。一品で済ませるよりも「主食・副菜・主菜」のバランスに気をつけましょう。
②質の良い睡眠
睡眠は疲労回復にとても重要な役割を果たしています。睡眠の質をあげるために生活リズムを整るのはもちろんですが、入浴を就寝時間の1時間~2時間前に済ませましょう。お風呂に入ることで体温が上がり、
布団に入る頃にちょうど良く体温を下がり、寝つきが良くなります。普段シャワーだけの人も湯船にしっかり浸かって体を休めましょう。また、寝る前のスマホやパソコンなどの時間も減らしましょう。ブルーライトは脳と体を活性化する働きを持つので就寝前に長時間見てしまうと睡眠の質が下がります。
その他、人間関係や職場環境なども大きな原因となります。職場で孤立してしまっている方などがいましたら積極的にコミュニケーションを取ったり、悩みを聞いてあげましょう。悩みを受け止めることを意識し、指摘する場合はあまり厳しくしないことをオススメします。