みなさんこんにちわ。
静岡県島田市のあゆみ薬局です。
さて、新型コロナウイルスの中での生活も慣れ、消毒や除菌などが日常的になった今日この頃。
新型コロナウイルスに対して有効的な除菌成分で日常的に使うモノはアルコールや次亜塩素酸水かと思います。
もちろん、中には界面活性剤や次亜塩素酸ナトリウムを使用している方も少なくないかと思いますが、
使いやすさからしてアルコールか次亜塩素酸水に別れているかと思います。
ただ、次亜塩素酸水に対してはマイナスイメージが働くような報道や記事が発表されたこともあります。
今回は次亜塩素酸水を長年取り扱っている薬局として、患者様の健康を第一に寄り添う立場からみなさまの疑問などにお答えできればと思います。
★次亜塩素酸水って手肌に使っていいの?
YESかNOで答えろと言われたら、YES寄りのNO。もしくはNO寄りのYESとなります。
一番多い質問です。ただ、この質問に対してハッキリとした答えは製造会社、販売会社はできていないと思います。
なぜなら、次亜塩素酸水の分類は「雑貨」であって、「医薬品、医薬部外品」ではないからです。
薬機法という法律の下、医薬品等でない商品の人体や特定の菌やウイルスへの使用に関する効果効能についての記載は法律違反として罰せられてしまうからです。
そのため、「手肌の除菌に使用してもOK」や「〇〇ウイルスに効果あり」といった事は商品に記載したり、ホームページなどに載せることはできないのです。もちろん、口頭での説明も好ましくありません。
これは、どれだけ安全性試験を行って、どれだけ安全が証明されても「医薬品、医薬部外品」でない限り謳うことはできません。
私たちが扱っているサニー除菌・消臭水もキチンとした除菌試験、安全性試験を行っています。
しかし、分類が「雑貨」のためこういった事に関する表記や発言はできないということになります。
商品自体に欠陥があるわけでありません。むしろ、アルコールなど現在存在している除菌剤の中ではトップレベルの除菌力、消臭力、安全性があると自負していますし、どちらかというとアルコールの方が危険が多いとも思っています。
しかし、中にはキチンとした実験を行っていない商品、効果期限が短いと知っておきながら新鮮な状態ではない液体をいれて販売をする業者がいるようです。
購入する際はキチンと見極めて購入して頂ければと思います。
★アルコールと次亜塩素酸水、新型コロナウイルスの除菌をするならどっちが良い?
どちらでも構いません。
ただし、除菌できるスピードや濃度がキチンと発表されています。
アルコールは76%以上のもので、蒸発させない状態で1分間必要であると報告されています。
つまり、手に付けてこするだけでは除菌できないということです。
アルコールで除菌する場合の正しいやり方は、桶などにアルコール消毒液を入れて、その中に手を浸けて1分間待つ。というのが実験報告上では正しいやり方です。
次亜塩素酸水の場合は35pppm以上の液体であれば30秒以内に除菌できたという実験報告がります。
ただし、除菌する際は汚れなどをキチンと洗浄する必要があるとのことです。
要するに、キチンと手を洗ってから使わないといけないという事です。
とりあえず、今日はこの2点についてお話をさせていただきました。
もし、いやこういう報告もあるよ。これにつてはどうすれば良いの?
などといった質問等がありましたら、コメントを頂ければと思います。
最後に、弊社が取り扱っている微酸性次亜塩酸水のサニー除菌・消臭水についての
商品概要を載せさせていただきます。